みんなの声-03

通信制高校 サポート校 大阪希望学園高等部 卒業生y・n

入学高校1年生 新入/卒業
→印刷会社 社員

学園は僕を守ってくれる存在

 僕は小中学校では、多くのいじめを受けました。そのことを重く見た中学の担任教師から全日制の高校ではなく通信制を薦められました。

 いろいろな通信制を見学する中で、ある方の薦めもあり希望学園を訪問することになりました。校長先生が面接にあたってくださいました。母が、僕の障害のこと、今までにあったいじめによりまともに中学の教育が受けられなかったこと、心の傷について説明がありました。その後、校長先生がおっしゃったことは、「優規君、もう大丈夫ですよ。ここへ来たら君をいじめるような人は誰もいません。もしそんなことがあれば、スタッフが全面的に君を守ります。二度と君をそんな悲しい状態にさせることはありません。安心してください。」とおっしゃいました。僕は、涙が出るくらい嬉しく、何ともいえない安らかな気持ちになりました。

 4月から僕は希望学園に入学し、味わったことのない安心感で毎日を過ごせるようになりました。そのため、授業にも集中でき、学校の様々な活動にも積極的に参加するようになりました。特に学園祭では、今までだと完全に「かやの外」であったのに「ゴルフゲーム」や「卓球ゲーム」など自分で企画したことを採用してもらい、楽しんでサポートしてもらっていると、本当に嬉しくて自分が生きているんだと実感しました。

 みんなが僕のことを「なかやん」と呼んでくれるようになりました。僕に仲間が出来たのです。僕は、「一人ぼっち」では、なくなったのです。夏にキャンプ、冬にスノーボードと、今までやったことのないスポーツにも挑戦できるようになりました。またフットサル、バスケットボールなど人との絡み合いができるスポーツにも参加できるようになりました。こうして一年一年、しっかり単位をとっていきました。

 三年生になった時、ひきもこもりの同級生の所へ先生と同行して、先生が勉強を教えているかたわら、僕は、その友だちの心のケアーを手伝いました。自分が誰かの役に立てるという喜びは、大きく僕を成長させてくれたと思います。

 ハワイの修学旅行、オーストラリアでのホームステイも大きな経験でした。今、僕は製本会社に就職して一年になります。元気で働いています。そして今も、「希望学園」の先生たちと交流を続けキャンプやフットサルに参加しています。僕にとって、「希望学園」は、生きていくための大きな存在なのです。希望学園が僕の人生を変えてくれたといっても過言ではありません。



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単位制による通信制高校のサポート校 大阪希望学園高等部
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